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靴の中敷きが足腰の安定を左右する

足の裏は、人間の体の基礎・土台であり、基礎・土台がしっかりとしていなかったら、上に立つ建物である私たちの体も不安定になってしまいます。その土台や基礎が不安定であったなら、その影響はまず足に及び、足に疲労を与え、足の疲れや不調はやがて膝、腰、肩や首に影響を与え、それぞれに疲労や痛みやコリとなって現れてきます。足の裏のゆがみは扁平足や外反母趾に代表され、足の裏の土踏まずによってきれいなアーチを描けません。足の裏のアーチがきれいでないと体のバランスが整いづらく、とても疲労感が強くなります。特に日本人の60%が扁平足であると言われ、後ろから観察するとかかとが内側に曲がっている状態です。

このような状態を解消するために、靴の中に効果的な形の中敷きを使用して、ゆがんだアーチの部分を支える必要があります。中敷きは三種類あります。一つは平たんなカップインソールで、単に消臭や衝撃の吸収を目的としている商品で、アーチを支える機能は備えていません。また、機能的なインソールは足の障害の予防を目的としてアーチを支える機能を付加してあり、素材によってはスポーツにも使用可能です。さらにはオーダーメイドのインソールもあり、これは足の治療を目的として個々人に合わせてオーダーメイドでハンドメイドされることもある商品です。個々人の足形を取って個人にあったものを作成します。オーダーメイド、機能的なインソール、平たんなインソールの順番で、価格が高価になります。